音楽によって心身の不調を改善する治療方法を音楽療法と言いますが、具体的にどのような内容なのでしょうか。
今回は、音楽療法の内容について見ていきましょう。
▼音楽療法の具体的な内容
音楽療法には、いくつかの具体的な内容があります。
■音楽を聴く
耳から入った音は脳に刺激を与え、人の心身に何らかの作用を及ぼすとされています。
そのため、音楽を聴くことは音楽療法において、最も取り組みやすい内容です。
音楽療法では、その人にとって心地よいと感じる音楽を選びます。
静かな音楽で心が休まることもあれば、アップテンポな音楽を聴くことで心がウキウキし始めるなど、人によって感じ方が異なるからです。
■歌を歌う
音楽療法では、音楽を聴くことを受動的と考える一方で、歌を歌うことは能動的と捉えます。
歌を歌うには、自分自身で「歌を歌おう」と決め、声に出す必要があるためです。
したがって、音楽を聴くことによって心身に何らかの改善が見られた場合、歌を歌うとよいでしょう。
歌を歌うことで、より積極的に音楽に関わりを持てるからです。
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楽器を弾く
楽器を弾く音楽療法の良さは、譜面を読んで
楽器を弾くという複数のことを同時に行う必要があるところです。
他のことを考えている暇がなくなれば、気がかりなことを一時的にでも忘れさせてくれます。
楽器を弾く力が上達すると喜びを感じられるため、前向きになる気持ちを与えてくれる音楽療法です。
▼まとめ
音楽療法にはさまざまな内容があり、人によって効果をもたらすア
プローチは異なります。
音楽を聴いたり、歌を歌うのは手軽にできる音楽療法ですね。
当スクールでは、パソコンやスマートフォンを利用してギターのレッスンをお受けいただけます。
ご自宅で、そしてご自分のペースで音楽療法に取り組んでみませんか。