麻痺がある猫、音楽療法で麻痺が改善、そのメカニズムとは?神経学的音楽療法
《神経学的音楽療法·猫の麻痺に効果を示した一例》
-脳障がいがあり、千葉市動物指導センターに収容されていた飼い主不明の猫みなみちゃん-
収容時写真。麻痺著明。床にべったり顔もついてしまってる状況で意識もぼんやりしていた。ボランティアにより里親譲渡を考慮し麻痺の改善を目的に二週間も入院をさせた。
ステロイド治療を二週間したが明らかな改善はみられず退院。立位困難により、水も自力で飲めない、シリンジで流動食を介助をして摂取する状態で、排泄はオムツだった。
その状況で犬猫保護活動者のクミママさんが里親になることも念頭に保護引き受けをした。
退院後(保護引き受け後)
人間の訪問介護スタッフでもあるクミママさんは、人間の介護技術と同様に誤嚥を予防に配慮し、猫のみなみちゃんを介助で起こして流動食を与えていた。大変な介護だなんてけして思わなかった、リハビリが念頭にあったとクミママさん。
初めは痺れや体の痛みがあるなら音楽で気をそらしてあげたいとYouTubeで音楽を聴かせたところ他の猫たちも集まってきた。
音楽、特に猫特有の音に似ているバイオリンの音にピクンピクンと神経反応を示したみなみちゃん。
意識がぼんやりしていたのが、目をパッチリと見開いて起き上がろうとする動作をするようになったとのこと。
音楽を認知する部位は右脳であり、音楽で右脳に刺激を与えていく。身体に脳から指令がいき、身体が動くことを目的とした神経学的音楽療法。
身体にアプローチをかける一般的なリハビリに対して、音楽で右脳にアプローチをかけていきながら身体を動かしていく。
写真2枚目は、音楽療法直後に歩き出した写真。最後は倒れてしまうが数メートルは歩いている。犬猫は音への反応が高い。おもちゃにもよく反応する。音を犬猫のリハビリに活かせたらと願う。
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『麻痺がある保護猫が音楽療法で
麻痺が改善し歩けるようになったメカニズム』を番組でとりあげます。
FM TOKYO854
『小野早希惠の
LOVEセラピー音楽療法』
~人と動物への音楽療法~
生放送2022年 1/27 木曜日
18:00~18:54
再放送2022年 2/ 5 土曜日
13:00~13:54
ゲスト
シニア動物保護活動家·訪問介護スタッフ 植草(クミママ)さん
パーソナリティ
小野早希惠(一般社団法人 LOVEセラピープロジェクト代表、看護師、音楽療法士、動物保護活動家)
サブパーソナリティ
望月雄史(ギタリスト)(隔週)
ミキサーアシスタント
鈴木実穂(シンガー、パーソナリティ)
番組テーマソング作曲·演奏 望月雄史
BGM ピアノ小野早希惠 ギター望月雄史
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☆ご視聴は以下、ブラウザ版をクリック。全世界よりスマホからも聴いて頂けます。アプリでも聴いて頂けます。
https://fmplapla.com/fmhigashikurume
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